1.概要
医療法人大宮シティクリニックは、健診業務・臨床研究等において、患者・受診者の人権を考え、患者・受診者の権利を擁護するなどの様々な倫理的配慮を図ることを目的として、院内倫理委員会を設置しております。
臨床研究とは、疫学的、観察的研究を含む、ヒト及び試料を用いた医学的研究のことで文部科学省 厚生労働省の倫理指針に則って行われています。
2.組織図
委員長:医療法人大宮シティクリニック理事長 中川 高志
副委員長:医療法人大宮シティクリニック副理事長 中川 良
3.実施規則
4.倫理審査委員会実施状況
・2015年07月13日
・2016年06月22日
・2017年08月07日
・2018年04月27日
・2018年08月01日
・2018年08月22日
・2018年10月26日
・2019年02月25日
・2016年06月22日
・2017年08月07日
・2018年04月27日
・2018年08月01日
・2018年08月22日
・2018年10月26日
・2019年02月25日
・2019年07月03日
・2020年06月30日
・2020年10月16日
・2021年03月05日
・2021年05月25日
・2022年05月27日
・2022年06月28日
・2020年06月30日
・2020年10月16日
・2021年03月05日
・2021年05月25日
・2022年05月27日
・2022年06月28日
5.承認済み臨床研究
臨床研究リスト(2018年以降)
NO | 内 容 | 承認年月日 | 研究代表者 | 研究詳細 |
---|---|---|---|---|
1 | 健康マーカー探索の為の任意型検診の残血清を用いたバイオバンクの構築 | 2018.4.27 | 東京大学医科研究所 東京大学医学部 付属病院 三重大学医学部 附属病院 関西福祉科学大学 |
血液検査や尿検査で簡単に癌や生活習慣病を見つけその原因となるストレス・疲労を評価できる検査方法の開発。 |
2 | 代謝ならびに炎症性病態における生体ガスの役割とその臨床有効性 | 2018.8.22 | 東京慈恵会医科大学 | 肥満・代謝ならびに炎症性病態における代謝異常と関連する血液・尿成分の変化と連動する体内ガス成分の同定と挙動を観察し、疾患の診断・治療効果の指標、疾患の再発診断や予測に用いられるかを検討。 |
3 | 当院における経年的な保健指導の効果について | 2018.10.26 | 松久 未来 | 第59回人間ドック学会学術大会発表 |
4 | 当院における経鼻内視鏡検査の鼻出血の現状について | 2018.10.26 | 岩﨑 絢子 | 第59回人間ドック学会学術大会発表 |
5 | 人間ドックでの便潜血検査は大腸癌の早期発見に有用である | 2018.10.26 | 片岡 真美 | 第59回人間ドック学会学術大会発表 |
6 | 生活と仕事の満足度・疲労度が健康に与える影響の調査 | 2018.10.26 | 関西福祉科学大学 | 自覚的疲労度と疾病発症の関連を任意型検診のフィールドで関連解析を実施。新たに確立した細胞外小胞マーカーを一部対象に実施し、疲労度が客観的にスクリーニングできるかを検証。 |
7 | 健康マーカー探索の為の任意型検診の残血清を用いたバイオバンクの構築 | 2019.2.25 | 東京大学医科研究所 東京大学医学部 付属病院 三重大学医学部 附属病院 関西福祉科学大学 東京慈恵会医科大学 |
No1 同様 |
8 | 人間ドック受診者における保健指導状況と性格傾向の検討 | 2019.7.3 | 松久 未来 | 第60回人間ドック学会学術大会発表 |
9 | 当施設における脳梗塞・心筋梗塞発症リスク検査Lox-indexと動脈硬化危険因子の関連性について | 2019.7.3 | 春山 光 | 第60回人間ドック学会学術大会発表 |
10 | 効果的な健康講座への取り組み ~参加者増加を目指して~ | 2019.7.3 | 南八重 久美 | 第60回人間ドック学会学術大会発表 |
11 | 健康長寿を目指して~高齢者に対する健診のありかた~ | 2019.7.3 | 森山 優 | 第60回人間ドック学会学術大会発表 |
12 | ロコモ度テスト評価を基盤とした生活指導プログラムの開発 | 2020.6.30 | 埼玉医科大学 | ロコモ度の低下と生活習慣病の発症と進行の関連を検討し、それを基にした運動指導を含む生活指導プログラムを開発する。 |
13 | 緊急事態宣言の健康に与える影響の調査 | 2020.6.30 | 中川 良 | 緊急事態宣言中の行動変容と心の状態をアンケートにより調査。それに在住地域、人間ドックの結果を組合せどのような性格傾向の人にどのような健康変化が起きたかを解析する。 |
14 | 人間ドック検査項目への抗ヘリコバクターピロリIgG抗体測定導入の歩み | 2020.10.16 | 山田 香子 | 第61回人間ドック学会学術大会発表 |
15 | 高濃度乳房が乳癌検診の精度に与える影響について | 2020.10.16 | 中澤 浩子 | 第61回人間ドック学会学術大会発表 |
16 | 当院受診者に対する健康講座の運営 | 2020.10.16 | 根本 梓 | 第61回人間ドック学会学術大会発表 |
17 | Lox-indexと人間ドックの判定結果と生活習慣の関連性 | 2020.10.16 | 春山 光 | 第61回人間ドック学会学術大会発表 |
18 | ピロリ菌陰性胃癌に対する上部消化管造影検査の有用性の検討 | 2021.3.5 | 市川 裕也 | 第34回埼玉県診療放射線技師学術大会 |
19 | 膵癌による耐糖能異常に関わる液性因子の検討と新規バイオマーカーの探索 | 2021.5.31 | 千葉大学医学部 附属病院 |
血液検体を用いて生体由来分子を分離・回収し、耐糖能異常への関わりを解明するとともに、新規バイオマーカーの探索と創出を目的とする。 |
20 | 眼底画像解析AIアプリケーション(RetCAD)を用いた糖尿病網膜症評価 | 2020.6.16 | 東京慈恵会医科大学 | AIによる画像解析ソフトを用いて、当院での健診により得られたデータ(年齢・性別・眼底写真・血液結果・問診)を評価し、糖尿病網膜症に対するAI評価の妥当性や新たな知見の検討を目的とする。 |
21 | TANOシステムを利用したロコモ度測定法の開発 | 2022.5.27 | 中川 良 | ロコモ度テストと生活習慣病関連の人間ドック検査結果の相関解析を行う。そして、ロコモ度の低下と生活習慣病の発症と進行の関連を検討し、それを基にした運動指導を含む生活指導プログラムを開発する。 |
22 | 低線量CTによる肺がん検診の精度および死亡減少効果評価のための個人単位ランダム化比較試験 | 2022.6.28 | 君塚 孝雄 | 50~70歳の喫煙指数600未満の男女を対象として、無作為に2つの群にわけ、低線量CTによる肺がん検診と、胸部X線による肺がん検診とを実施して、両群の精度と有効性を比較する。 |
23 | 消化器疾患の病態や予後を反映するバイオマーカーの開発 | 2018.4.27 | 三重大学医学部附属病院 東京大学医科研究所 |
血液検査で簡単に消化器疾患の病態や予後を評価できる検査方法の開発。 |
24 | 乳腺症例から見た乳房構成が検診精度に与える影響について | 2021.9.10 | 山口 ひとみ | 第62回人間ドック学会学術大会発表 |
25 | 健常者尿中のmicroRNA等の生体物質と臨床情報との関連性の探索研究 | 2022.4.26 | Craif株式会社 | 尿中miRNA測定結果から、がんやその他の疾患の発生や再発に関わる仕組みを明らかにすることに貢献する |
26 | 人間ドックにおける多発性嚢胞腎のスクリーニングの重要性 | 2022.9.1 | 塚田 こず恵 | 第63回人間ドック学会学術大会発表 |
27 | 聴覚と生活習慣病の関係 | 2022.9.1 | 髙橋 千草 | 第63回人間ドック学会学術大会発表 |
28 | 上部消化管腫瘍のゲノム・遺伝子解析とその臨床病理学的意義の解明 | 2023.4.25 | 千葉大学大学院医学研究院 | 胃、食道胃接合部、食道、十二指腸に生じる腫瘍を上部消化管腫瘍と総称し、これらの発症や悪性化に関連する遺伝子を同定し,診断・治療に応用可能な分子標的を見出すことを目的とする。 | 29 | 人間ドックにおけるFib-4indexの分布とその活用法 | 2023.9.1 | 中川良 | 第64回人間ドック学会学術大会発表 |
30 | 人間ドックでの上部消化管内視鏡検査の補助診断AIの導入に関する検査施行医の意識調査 | 2023.9.1 | 市川裕也 | 第64回人間ドック学会学術大会発表 |
31 | 腰部脊柱管狭窄症によるロコモティブシンドロームに対する手術の検討 | 2023.10.4 | 奈良県立医科大学 | 本研究の目的は、(1)腰部脊柱管狭窄症術後1年と一般高齢者のロコモについて比較すること(2)術前ロコモ度3の腰部脊柱管狭窄症患者における術後改善不良因子を調査し、手術のタイミングや術後改善に向けたリハビリテーションを検討すること。 |
32 | 免疫関連難治性消化器疾患のCD4+T細胞における共通プラットフォームによる網羅的遺伝子発言解析 | 2023.11.7 | 千葉大学 | 免疫関連難治性消化器疾患のメカニズムを解明し、新たな治療法開発への足がかりとなることを目的とする |
33 | 人間ドックにおけるAIを用いた胸部レントゲン病変ソフトウェアの有用性評価 | 2024.3.15 | 東京慈恵会医科大学 | 人間ドックにおける胸部レントゲン読影の流れとして、現状の医師による読影結果とAI による読影結果の同等性及び有用性を検証する |
34 | 人間ドック受診者全員への実施結果から考える:ロコモ度テストの重要性と展望 | 2024.9.6 | 中川良 | 第65回人間ドック学会学術大会発表 |
35 | 富士フィルムのAI技術がもたらす臨床的価値 | 2024.9.6 | 後藤千尋 | 第65回人間ドック学会学術大会発表 |
36 | AI診断支援の最前線:肺がん早期発見から画像診断の未来へ | 2024.9.6 | 君塚孝雄 | 第65回人間ドック学会学術大会発表 |
37 | ロコモ度テスト無償実施に関する当院の運用とコストに関する報告 | 2024.9.6 | 亀谷招弘 | 第65回人間ドック学会学術大会発表 |
38 | 人間ドック・健康診断での適正な中性脂肪測定のための検査前食事時間の調査 | 2024.9.6 | 前場紀代美 | 第65回人間ドック学会学術大会発表 |
39 | ピロリ菌抗体陽性者における除菌実施率向上に向けた取組みについて | 2024.9.6 | 金田莉緒 | 第65回人間ドック学会学術大会発表 |
40 | 人間ドックにおけるロコモ度テストの現状調査とロコモ予防の取組みについて | 2024.9.6 | 関優太 | 第65回人間ドック学会学術大会発表 |
6.他の医療機関への情報提供
上記臨床研究のうち、他の医療機関(研究機関)との共同研究にあたるものにおいては、当院で診療を受けられた患者様あるいは健診受診者の皆様の登録情報(年齢、性別、診断・検査年月日、検査結果、治療内容など)について、氏名を削除する等して匿名化した上で共同研究機関に提供する場合があります。提供する情報を統合したデータベースは、当院ファイルサーバー内のアクセス制限のかかるフォルダに保存し、研究代表者及び研究担当者のみがアクセス権を有します。情報提供の中止をご希望される方は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
7.お問い合わせ先
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